2024/03/22 02:10

ブログ2回目です、全然15日じゃなくてすみません(笑)

来月から何とか1・15日更新で・・・。

さて今回は、タイトルの通りPhilliammがなぜ七宝ジュエリーを制作する事になったのか、

コンセプト(マインド)面ではなく、実際の物自体にフォーカスを当てて

書いてみたいと思います。

コンセプト面からの話は、また後日で。


七宝は何で出来ている?

七宝の素材は簡単に言うと「石と鉱物(金属)」を粉にしたもので「釉薬」と呼ばれます。その釉薬を高温で溶かし金属に焼き付けたもの、それが七宝焼きです。

 

天然石やガラスとの違い

天然石のほとんどが地中深くで高温・高圧で溶けていた鉱物・石が地上に近づくにつれ冷えて固まったものですが、七宝焼きは同様の原理で作られます。金属に焼き付ける事が出来るという点で、ガラスとも違ったものになります。

⇒七宝=「石と鉱物を溶かして自由なデザインを金属に焼き付けたもの」です。

 

七宝ジュエリーならではの魅力とは?

・天然石にはない色合い・デザインも無限に作ることが出来る

⇒既存のジュエリーにご希望の物が見つけられなかったお客様にも、自分らしいジュエリーを見つけていただくことが出来ます。

 

・様々なジュエリーの形に対応出来る

⇒広い面や曲面も一面で美しい色・輝きを楽しむ事が出来ます。天然石であればパヴェなど小さな石を沢山使うことで曲面や広い面を表現することになりますが、七宝であれば一面で表現・デザインする事が可能になります。これにより「ジュエリーの王道」とは一味違うデザインが可能になり、他とは違った個性的なジュエリーが出来上がります。

 

・天然石ジュエリーに比べ、嵩張らない

⇒テーブル面が広くなると高さも出てしまう天然石と比べて、フラットなジュエリーを作ることが出来ます。特別感のある輝きがありながら、日々の動きの邪魔にならず心地良い着用感。毎日着用したくなるジュエリーです。


以上のようなメリットが七宝ジュエリーにはあり、さらに七宝が伝統工芸であることや、七宝と着物の親和性が高いことから七宝ジュエリーはカジュアルもフォーマルも対応可能なのでは?ということ、そこにアート性なども加味されて、ジュエリーの品格を損なわないどころか、むしろ上げてくれるのでは?

と考え、七宝ジュエリーの大きな可能性に期待し、取り組むことになりました。

今日はここまでです。

お読み頂きありがとうございました!!